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2015年上半期20選+1 (ノベル・架空中心セレクション PV枠あり)

 今年も恒例となりましたニコマス20選の記事です。まずは開催者のばしさんに、厚く感謝の言葉を。
 前置きがやたら長文になったので、手っ取り早くリストを見られたい方はこちらのマイリスト版を見ていただくか、折りたたみ先の記事をご覧ください。あと久しぶりにコメントが間に合いました。






 さて、当「NP氏の本棚」では、これまでノベマス・架空戦記などテキスト系のニコマス作品に限定した20選を編成していました。しかし今期はかなり悩んだ末、テキスト系だけで自分の納得のいく20選を編成することが出来なかったため、PV枠を3枠設けましたことを、ここに記しておきます。

 もっとも、その分これまでの縛りなく、自分の選びたいものを選ぶことが出来、かえって納得できるセレクトになった気がしますね。

***

 この2015年上半期を振り返って、まず大きな出来事と言えるのはアイマスが10周年を迎えたこと、そして「シンデレラガールズ」のTVアニメが放映されたことかと考えます。まもなく2期もはじまる「シンデレラ」ですが、もともと二次創作が盛んだった領域に、「346プロ」「武内P」「シンデレラプロジェクト」といった設定が一気に流入し、さらに声付きアイドルの増加・新たな設定・人間関係が明らかになるなど、世界観が大幅に広がりました。

 これらの変化は、当然ノベマス・架空戦記にも波及したわけですが、当初の私の予想よりはTVアニメ準拠のノベマスは増えていないように感じます。おそらく、放映が後半戦を残していることと、公式展開のおかげでストーリー物の供給がある程度満たされていることが原因ではないかと考えているのですが、実際のところどうでしょうか。2期放映終了後に、一気にシンデレラノベマスの投稿が増えたりすると、大変興味深いのですが。


 また2015年上半期の個人的な変革としては、「ミリオンライブ」の楽しさに目覚めてしまい、こちらに傾倒するようになったことでしょうか。これに関しては「徳川まつり」に本格的にのめり込むようになったことと、ゲッサンコミックス版ミリオンの完成度が素晴らしかったことの影響も大です。
 ニコマスではいまだにミリオン系のノベマス作品数は少ないと感じますが、何故か卓M@sジャンル内では増えてきており、上半期は卓を中心にミリオン系のテキスト作品をよく見てました。

 私はとにかくストーリー物や架空戦記物が大好きな人間ですから、以前、グランブルーファンタジーにシンデレラガールズが公式参戦した時など狂喜乱舞の有様でした。「ミリオンライブ」はゲーム内のイベントでよく架空戦記的なことをやってくれることもあり、この2015年に至ってようやく自分の性に合ったゲームだったことに気付けたのは、大きい収穫でしたね。

 またミリオンは特定の贔屓キャラ(つまり徳川まつり)が出来たことで、はじめて深く楽しむことが出来るようになった気がします。もともと私は春香Pであり、私にとって春香はすでに自分の中で殿堂入りしている感があるので別格としているのですが、春香以外でここまでのめり込む子がアイマスから現れるというのは予想外でした。まつりは、すでに「アイマス内で一番好き」というよりも、これまでに「私が出会ったあらゆる創作作品の中でもトップクラスに好き」というレベルに達してきた印象があります。
 
 私の印象では、人によってミリオンライブの好き嫌いが分かれるポイントは、「特定のご贔屓の子」が見つかるかどうかという点にあるように感じます。ミリオンに全く関心がないと言っていた方でも、何かのきっかけで誰か一人、お気に入りの子が見つかると、一気にドハマりしていくという例を何度か目にしました。確かに、私もまつりに目覚めなければ、ここまでミリオンにはまっていなかっただろうなとは思います。

 ミリオンのアイドル達のキャラクター設計は非常によく出来ており、二次創作の土壌としては、手つかずの金山がゴロゴロ放置されているような状態だと思っています。今後のミリオンライブの躍進を期するに際し、「ミリオンライブに登場するアイドル達のキャラクター性の優れた点」をどのように表現していくかということが、ひとつのカギになるのではないかと私は睨んでいます。

 いずれにせよ、まつりが好きになったおかげで、私の2015年上半期のアイマス・ニコマスライフはとても充実したものになりました。

***
 
 さて、今期の私の20選は、上記のような変遷を踏まえたうえでのセレクトになっているかと思われます。比率を見ても、シンデレラ・ミリオン系の作品が占める割合が多くなってきました。

 一方で、本家765プロの子たちの名作も要所を固めるポジションとして、なくてはならないものになっています。なんというか千早の「細氷」なんかを聞いていると、自分達の魂の帰る場所は、結局のところ本家組なんじゃないかと思うこともしばしです。


 来週の10thライブで、アイマスはまた新たな展開を迎えるかもしれません。

 テキスト系ニコマスを追っていると、公式サイドの展開が、二次創作に与える影響の片鱗がちょいちょい見えてくるのですが、果たして今後はどうなっていくのでしょうか。

 期待はまだまだ尽きません。



基本レギュレーション
・対象は2015年上半期(1月1日~6月30日)に公開されたニコマス動画
・自身のセレクトを20作品以内でブログ・マイリスト等にて公開
・1Pにつき1作品(合作・別名義については別カウント)
・選考基準はフリー(お気に入り・埋もれ発掘・テーマに沿って等何でもオッケー)
※作品と一緒にP名を表記していただけると非常に助かります

※「NP氏の本棚」では、ノベマス、架空戦記、卓m@sなどテキスト系ニコマス作品を中心とした20選を組んでいます。





 マイリストのほうは2015年下半期20選の保管庫に使いまわすので、適当な時期に非公開に戻します。ブログ記事版を正式な20選記事として残しますので、下記折りたたみ先をご覧ください。

 




【テキスト作品枠:16作品】
1.【ノベマス】アリアドネの冠【短編】

kyeP(仮)
・佐久間まゆの恋心を、極限まで削りきった演出と、細密な文章で魅せる名作。ヤンデレアイドルのイメージが強いまゆですが、あくまで純情一途な女の子という見方も出来る子であり、こういった形式のラブロマンスとの相性は抜群だと感じます。

本作のクライマックスは、最後の最後で明らかになる「あの描写」。この最後のワンシーンを引き立たせるために、全ての文章が組み上げられていると言っても過言ではなく、その手法の見事さには脱帽です。


2.琥珀色の瞳 後編

into_the_blue 氏
・本作については、すでに2014年下半期20選で前編を採録しており、また独立した記事で詳しく取り上げたので、そちらをご覧ください。
 千早を描いたノベマスは、テーマ性が非常に深くなるという印象がありますが、本作はさらに千早の抱える過去をサスペンスの手法で描くことにより、強烈なインパクトを残して行きました。

 私の多年に渡るノベマス遍歴の中においても、極めて印象深い名作。ノベマスというジャンルの表現性は、本作を生み出し得たことで、ついにここまでの高みに達したのだという、最終証明のような作品であります。


3.【ノベマス】ここから幕が開く

覆面作家P
・岡崎泰葉と成宮由愛の視点から、新人アイドル達の活動のヒトコマを捉えた珠玉の短編。若年ながら、芸能歴の長い泰葉と、おどおどしていながらも、その豊かなセンスで世界を見つめる由愛のコンビは、なかなかの味わいです。
シンデレラガールズだからこそ表現できる、初々しい世界観が見事に描かれており、読後の抜群の心地よさを楽しむことが出来ます。


4.【アイドルマスター】BBCドキュメント風アイマス絵画巡礼の旅

bbc風の人
・ニコマスにこの人が帰ってきた! というだけでも大ニュースですが、待望の新作もまた遊び心にあふれた大作となりました。ニコマスがただの二次創作ジャンルに収まらないのは、こうした「教養で遊ぶ」ことが出来る作品が存在することなのではないかと思います。ヨーロッパが何故か神奈川県に置き換わっていたり、背景にありとあらゆるネタを仕込むなど、そのユーモアの質の高さと豊かさには圧倒されるばかりです。

この作品、このままBSあたりで見てみたいですね。


5.【アイマスxロックマン】ロックマンガールズ Part1

マリンカリンP
・前置きでも書いたように、TVアニメ版シンデレラガールズに準拠した、まさにニュージェネレーションな作品。マリカリPならではのキャラクター付けに加え、ロックマンの疑似実況プレイ風味、ドット絵による豪華な表現力を組み込んだ大作です。
 アイマスとロックマンの融合という、ニコマスならではの醍醐味とともに、テキスト系作品のフットワークの軽さを示したシリーズでもあり、完結までの流れが本当に見事でした。
今期、間違いなくオススメ出来るシリーズです。


6.【Novelsm@ster】いい顔してるね【アニデレ】

おしるP
・本作もまたアニメ版シンデレラ準拠の短編。シンデレラガールズの世界観を体現するひとりというべき渋谷凛の物語であり、アニメ版4話までのバックストーリーとしても機能しています。
アイドルの姿を、一般的なクラスメイトの視点で描くという手法は、おしるPの過去作「水瀬のお嬢様」に通じるところがあり、特に凛のように私生活が分かりにくそうな子を描くにおいては、非常に優れた手法なのではないかと感じました。
凛のデビューと同時進行する、アイドルファンの同級生の物語。アニメ版を知っていると、なお楽しめる名作です。


7.Fate/cinderella night

geography 氏
・今年はFateが何度目かのリバイバルを果たした年といえるかもしれません。そもそも、私もアイマスジャンルに来る前までは、Fateの二次創作を追いかけていた身なので、発売から10年以上たったFateが、いまだ第一線にいることに改めて敬意を覚えます。
……いや、よく考えたらアイマスもほとんどFateと同じ年数展開しているわけですが。

本作はシンデレラガールズと、Fateの物語をクロスさせた、正統派アイマスXFate二次創作(?)というべき作品。Fateの優れた物語構造の中に、がっちりとシンデレラ要素が組み込まれていて、40分の物語がほぼ一瞬で過ぎ去るほど夢中で見ることできます。

Fateとアイマスが、なぜこれほど二次創作が盛んになったのか、改めてその理由を感じ取れる作品でした。


8.【ウソM@S】未完のシンデレラと恋の記憶 予告体験版【2015】

ボン太君P
・ノベマス界の大ベテランであるボン太君P。彼の手掛けるOP風動画のワクワク感は本当に秀逸です。「これから何か新しい物語が始まる」という期待感が満ち溢れた作品ですが、一応ウソM@sらしいので、続きが来るかどうかは不明ですね。もし本篇が来れば、凛ルートと加蓮ルートの二本柱になりそうです。

シンデレラがアニメ化したことで、世界観が広がったことの良い影響が各所に出ているように思いますが、本作のようにあ「自分の設定で構築した世界観のシンデレラガールズ二次創作」の文化も残ってほしいと思います。


9.いつも通りだけど、とても特別な日。【Novelsm@ster】

ゆーりP
・ゆーりPの描く北上麗花さんが前々から好きだったのですが、麗花の誕生日祝いである本作において、その表現が極まってきた感があるので、ぜひともピックアップしたいと思って20選入りさせました。

 子供がそのまま大人になったような奔放な言動と、余人には理解しがたい思考で我々を翻弄する北上麗花ですが、そこにジュリアという楔が打ち込まれることで、「ちょっと変りものだけど、子供のように可愛い女性」の範囲内に収まってくれるのは、正直マジックだと思います。ジュリアは見た目はパンキッシュですが、案外常識人的な立ち位置に収まりやすく、麗花のブレーキ役として最適なところと、「歌声」という共通の特技をもつところが、この二人の相性を良くしている理由かと思います。確かにこの二人が一緒に生活を始めたら、こんな微笑ましい日常が展開されるのでしょうね。

 とにかく麗花は可愛く、ジュリアは甲斐甲斐しく、二人の魅力をあますところなく詰め込んだ素敵な短編です。


10.【SW2.0×ミリオンライブ】ザルツバトル64 part0【卓m@s】

alias氏
・今期期待の卓M@sシリーズ。千早・百合子・琴葉・志保・まつりをPLに、あずささんをGMに据えるという、私の好みを直撃するような人選でもありますが、シナリオも非常に丁寧かつ細やかに作り込まれており、卓M@sとしてのポテンシャルの高さを感じます。シナリオ分岐に際し、視聴者アンケートでそのルートを変化させるなど、珍しい試みもされており、制作サイドの創意工夫を感じられる名シリーズです。
シリーズはちょうどセッション1が終わったところで。これからの参入を考えている人にもベストのタイミング。
ミリオンの子たちとともに、剣と魔法の世界を旅してみませんか?



11.【週刊 水木聖來】アタシに飲ませてどうするつもりなの?【創刊特大号】

平蜘蛛P
・聖來さんへの情熱が結晶化した平蜘蛛Pの作品。「週刊」と銘打たれているように、平蜘蛛Pは本作を皮切りに、聖來さんのノベマスの連続投稿を試みられています。
光と影の演出が、最高にロマンチックな大人の空間を描きだしている本作は、平蜘蛛Pの聖來ノベマスの中でも出色の出来栄え。Pと聖來さんの船上での会話は、まるで上質な映画のワンシーンを見ているかのようです。

かつて、私にとって「水木聖來」という子は、シンデレラガールズの中に登場する「多数のアイドルの内の一人」という認識でしかありませんでした。
それが、今「あの水木聖來さん」という特別な目で注目するようになったのは、間違いなく平蜘蛛Pの一連の聖來さんノベマスの影響によるものです。

己の愛するアイドルを、最高の形で輝かせる作品を作る。まさにニコマスにおけるプロデューサー業の、本懐といえるものでしょうか。平蜘蛛P作品を見習って、私も徳川まつりの魅力を描きだせるような「何か」を拵えてみたいと思うようになりましたし、そういった意味でも本作は目標にしたい憧れの作品です。


12.愛が呼ぶ方へ【Novelsm@ster短編】

NG集P
・今日では珍しくなってしまったアイマスDS系のノベマスですが、やはりストーリー物と相性の良いDSだけあって、本作のような読みごたえのある作品が出てくるのは本当にうれしいものです。
かつてアイドル界の最大のライバルとして渡り合い、そして無双の友情をはぐくんだ日高舞と音無小鳥。彼女達の過去の紆余曲折と、未来への展望を描いた本作は、圧倒的な迫力を持って見る者に迫ってきます。
キャラクターの設定に関しては、NG集Pの独自のものが多く取り込まれており、それが物語に意外性を与えていますね。

とにかくDSノベマスで今これほどの大作を見ることが出来たことには、本当に満足しています。

13.悪魔城プロデュサ 白夜の協奏曲 第一楽章

闇のレオタード氏
・以前、志保を主人公に展開していたダークファンタジ-「悪魔城プロデュサ」シリーズの続編です。悪魔城シリーズとミリオンライブが融合した架空戦記であり、シリアスとギャグの絶妙なバランスのもと、新主人公・ジュリアの冒険が描かれます。もともとボーイッシュな容姿のジュリアですが、立ち絵改変によりヴァンパイアハンターの戦闘衣を身にまとったことで、とてつもなくカッコイイ女の子に仕上がっていますね。

前作でも印象的な立ち回りをしていた「肉の女(ひと)」こと、佐竹美奈子は、本作でもばっちり大活躍。ジュリアをサポートする愉快な相棒として登場しています。
シリーズはまだまだ謎の多い中盤戦の真っただ中ですが、前作以上にここからのクライマックスがどうなっていくのか、楽しみが尽きません。


14.【DQ×アイマス】 ドラゴンクエスト3i 第1話

ランプキンP
・ランプキンPのアイマス&ドラクエ譚も、ついに3の世界へ。勇者・響、そして貴音、伊織、美希のパーティが織りなす賑やかな道中を、ハイクオリティなドット絵で描きだしています。
日本のRPGテンプレの基礎を固めたといえるドラクエ3ですが、こうして今でも一級の二次創作作品のテーマになるのは、本当にすごいですね。
重要なサブキャラはミリオンの子たちが演じており、作品世界に花を添えています。

これまでにも数多くの架空戦記の実績を持っているランプキンPの作品だけあって、その質の高さは見事の一言です。


15.【アイドルマスター】水瀬伊織物語-lingering snow- 第1話【NovelsM@ster】

旧札P
・旧札Pのノベマスデビュー作の1年越しのリメイクにして、もはや別物のクオリティというべきハイレベルな作品となっています。旧作バージョンもぜひセットでご覧ください。

 ある雪の日、Pと伊織の出会いから、トップアイドルを目指し始める姿を描いた、いかにもアイマスらしいストーリー。伊織だけアイマス2の立ち絵で、他の子たちが無印時代の絵であったり、伊織の性格描写が猫を被った状態のままであったりと、意味深な描写を多く含む作りとなっています。
 4月1日投稿のウソM@s作品…だと思っていたのですが、2話も投稿されており、今後も続いていく可能性が出てきたことが嬉しいですね。


16.星梨花、プロデューサーのママになる【ミリオンライブ!】

じんぐーじP
・クレッシェンドブルーの面々と、Pが織りなすドタバタコメディ。麗花の暴走により、赤ちゃんに戻ってしまうビームを浴びせかけられたPは、見事小さな子供の姿になってしまいます。そんなPを、星梨花が引き取って面倒を見るのですが……

 クレブルメンバーの5名それぞれの子供に対する接し方が個性的で、実に「彼女達らしい」描写がなされています。特に純真な星梨花らしい子育て風景は、見ていて微笑ましいものがありますね。


17.三国志アイドル伝 ―後漢流離譚― 最終話『未来』

紫電P
・2008年4月にはじまり、およそ7年に及ぶニコマス屈指の長期連載となった本作。07~08年当時のニコマス架空戦記界隈の空気をシーラカンスのように現代まで保ちつつ、2015年の今、見事な大団円を迎えました。
特に最終話と、最終話一個前の千早のエピソードは極めて大胆な展開であり、この意外なエンディングへの伏線を数年前から仕込んでいたのかと考えると、紫電Pの筆力には頭が下がる思いです。

今日、三国系・戦国系の架空戦記はだいぶ少なくなってきたものの、激動の歴史の中で、アイドル達が一所懸命に生きる姿を描くというお話作りはとても面白く、最初期のニコマスで三戦系架空戦記が流行した理由がうかがい知れる気がします。





【PV枠:3作品】

18.【MAD】枠の外に広がる世界【ミリオンライブ】

黒崎P
・ミリオンライブのゲームの世界観を、「つながり」というテーマのもと、これ以上なく魅力的に示した静止画PV。ミリオンでは各種イベントでテーマに沿った絵柄のカードがたくさん出ているのですが、それらのカードをひとつなぎの映像に編集し(しかもPV中に映像を切断せずに、シーン遷移を行うという趣向)、一本の映像作品にまとめ上げた名作です。
 ミリオンライブに対する深い理解、いくつものカードの絵柄をひとつなぎにするという発想、それを効果的に見せる演出と選曲、これら全ての要素がバランスよく結びつかなければ、本作は成立し得なかったと思います。

 ミリオンライブの世界観の豊かさは、ここまで醸成されてきたのかと感慨深い気持ちになる作品。たとえキャラの名前がわからずとも、「なんかミリオンも楽しそうだな」と思わせてくれるような魅力に満ち溢れた作品といえるでしょう。


19.11月の祭

サトウくんP
・ミリオンライブ静止画MAD界隈において、その実力の高さが知られているサトウくんPの作品。数ある作品の中でも、私がまつり好きということもあって、本作を20選にセレクトしました。
ニコマスにおいて、まだまだまつりの出てくる動画は多くありませんが、本作は圧倒的に畳みかけてくる映像美と、シャボン玉のように儚げな空気感でもって、徳川まつりを通じた「哀愁」を描きだすという、貴重な傑作です。
歌詞の意味をかみしめながら映像を見ていると、なんだか本当に泣けてくるのが辛い。もう少し時間が経って、今年の11月にこの作品を見たら、また違った感動を受けるかもしれないと、密かに期待もしている作品であります。


20.アイドルマスターOFA 『ロイヤルストレートフラッシュ』Short ver.伊織

けるまP
・けるまPの作品の「美しさ」はもう私の文章では到底表しきれません。これは本物のアーティスト用に作られた実写MVです、といわれても信じられてしまうほどの高いクオリティ。そして一点の曇りもない透明感と、世界観の奥行きを感じさせる映像美は、圧巻の一言です。この動画そのものが、ひとつの高貴な宝石のような魅力を湛えている、そんな作品といえるのではないかと思います。

けるまPの目に映る伊織の美しさをこういう風に共有できるというのは、なんとも贅沢な話です。

以上、今期20選でした。




【サムネ1選】
功夫公演香港大決戦PV風

鷹津アンリ 氏

 うちのブログのサムネ一選は、どちらかというと20選枠に収めきれなかった作品を何とかねじ込むための枠という意味合いが強いのですが、本作もまた20選にギリギリまで入れたかったものの、泣く泣く断念した一作です。

 ジャンルとしては静止画MADなのですが、シンデレラガールズのカードイラストをここまで大胆に動かせるのかと、驚愕させられる作品です。というか、どうして一枚の絵だけを原材料に、蛇拳・蟷螂拳・酔拳のアクションを完璧に再現できるのか、本当に魔法の技術としか言いようがないですね。

鷹津アンリ氏は、シンデレラの「公演」イベントを題材に、これまでにもいろいろな作品を作られていますが、今のところ本作が最上級の完成度だと私は感じます。カンフー映画風の演出とストーリー展開、一枚のイラストを大胆に動かしまくるアクションシーン、その一連の流れが秀逸です。

 2分程度の動画ですが、ジャッキーチェンの映画を一本見たかのような満足感を味わえる、まぎれもない名作といえるでしょう。
 
 
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 NovelsM@sterの紹介をメインに活動している「NP」と申します。動画サイトでは「ニコラスP(NicholasP)」名義を用いています。

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