斬り手の研究

 ここ半年ほど私が重点的に稽古しているのが「剣術の斬り手の徹底的な見直し」です。いわば斬れる手の内の在り方を、自分の中でまとめ直しているといったところです。手の内はわずかな変化であっても太刀筋に影響するので、甘く見てはいけないポイントです。



 私は弓道の方は全く詳しくなかったのですが、つい先日何気なく手に取った弓道入門の本を見てちょっと驚きました。というのは、剣術において手の内を詳細に解説した文献は意外なほど少ない(むしろ隠す)のですが、この弓道入門書にはかなり具体的なところまで手の内の作り方が書かれていて、なおかつその手の内が剣術の方の教えとかなり共通していたからです。姿勢に関する記述もかなり詳しく載っていて、こちらも剣術と通じるところが多く、勉強になりました。

 これはひょっとすると、弓を学んだほうが剣体をつくる近道になるかもしれないですね。
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.16 2010 武道 comment2 trackback0

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ガルシアP
弓道は、一時期やっていました。
「手の内」という言葉を、散々聞かされました。
和弓は世界でも少数派の上下非対称の弓で、
矢も、弓の中央ではなく右を通る形になりますから、
手の内がしっかりしていないと引いた時のバランスが崩れ、
矢を放った際、弦で左腕の内側を打ったりします。
当たり方悪いと、真っ赤に削れるんですよ……。
動画を見て、色々思い出しちゃいました。
なんとなくですが、剣道・剣術を嗜まれている方には、
通じる部分が色々あるかと思います。
2010.11.17 07:32
NP
こちらの記事へのコメントありがとうございます。そうでしたか。ガルシアPは弓道を嗜まれていたのですね。

手の内は得物の死活を左右する、大変重要なポイントです。

私が手に取った本のタイトルは良く見てなかったですが、本当にごく一般的な初心者向け入門書でした。その入門書レベルに書いてある手の内の概要でさえ、剣術では教え渋るような口伝が具体的に書いてあって驚いた次第です。

どうも弓道の方が手の内に関する専門用語をしっかり決めてるみたいですね。「虎口」と言うのは剣術で言う「タツノクチ」に相当する術語だと思いますし、「天紋筋」は剣術には相当する用語こそ聞いたこと無いものの小指と薬指を締める際に重要な働きをする部分です。

おそらく正確な弓の手の内は、剣の斬り手、薙刀や槍・杖の手の内、柔術の捕り手などにほとんどそのまま応用可能だと思います。

武芸百般 相通じることあり、とはこのことかなと思った次第です。
2010.11.17 23:35

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