平安京からの使者 ~過去のノベマスを振り返ってみることになった~

 私が考えていたより、ノベマスの「層の厚さ」はすごいものだった、というお話。本業のノベマス紹介復帰です。

【アイマス×獏】陰陽師 響ノ巻 前編


【アイマス×獏】陰陽師 響ノ巻 後編

どんがらP(2010年08月23日、24日 投稿作品)

 ここ最近、とある事情のため、過去に投稿されたノベマスのふりかえり視聴をしているのですが、驚くべきことに、「どうして自分はあの当時、この作品の紹介記事をあげなかったんだろう?」と思うような名作が次々と発見されていまして、非常に新鮮な感動を覚えています。

 どんがらPが2010年8月に投稿された本作もそのひとつ。前編だけは「公開ノベマス保管庫2」に入れていたのですが、後半まできちんと見ていなかったため、結局紹介記事にしていなかった作品でした。もし当時、最後まで見ていたら、私の選定した歴代ニコマス20選の中でも、屈指の激戦区であった「2010年下半期20選」において、最終リスト入りをさせていたかもしれません。

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陰陽師 あずささん

 本作は夢枕獏氏の小説「陰陽師」をベースに、安倍晴明の役に相当するあずささんと、楽人・源博雅の役に相当する千早の二人が、平安京に起こった不思議な出来事を解決するという、和風ファンタジーとなっています。
 
 もともと時代劇系のノベマス作品は非常に面白いものが多いのですが、衣装の作成や、時代に合った背景の用意などに手間がかかることもあってか、作例自体はさほど多くありません。本作は時代劇系のノベマスとしては珍しく「平安時代」を舞台としており、さすがに当時の衣装を史実通り再現、とまではいかないにせよ、オリジナルの古風な衣装作成を試みられており、音楽や背景の適切な選択と相まって、世界観構築に気を使われている様子が伺われます。
 「世界観を大事にするノベマスは、まず例外なく名作」という経験則からみても、本作はかなり優れたノベマスのひとつといえるのではないかと思います。
 
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どんがらP陰陽師
※そういうことになった

 さて、本作の大きな魅力として私の眼に映ったのは、ひとつが「世界観」、ふたつめが「セリフ回し」、突き詰めるとこの二つでした。

 ひとつめの「世界観」については、すでに上のほうでも述べたとおり、本作は「平安時代」という古風な空気感を出すために、衣装・背景・音楽を揃えることに腐心された作品であり、かなりの手間もかかったのではないかと思います。その徹底した世界観構築により、前半の舞台である三浦あずさ亭のシーンでは、あたかも木製家屋ならではの木の香りが感じられるがごとき独特の雰囲気を描くことに成功していますし、後半の船山のシーンでは、山中の湿気や、幻惑的な空気を肌で感じられるような印象すら覚えます。
 これほどまでに「世界観から醸し出される雰囲気」を、丁寧に描いたノベマスは、なかなか見られないものです。


 ふたつめの「セリフ回し」ですが、これは夢枕獏作品ならではの特徴的な言い回しを上手くノベマス作品中にコンバートしており、その独特の会話リズムをあますところなく再現しています。「ゆこう」「ゆこう」からの「そういうことになった」という流れなどは、夢枕獏氏の陰陽師の中でも、割と有名なセリフかと思いますが、まず、こういったお約束のセリフを外してこないところが、とてもとても面白く感じられます。
 逆に、あずささんと千早が口にしているセリフと考えると、夢枕獏独特のセリフに違和感も覚えますが、そこは「平安時代の役柄として演じている」といった風に見れば気になるほどではなく、むしろ素直に平安時代の空気感に身をゆだねて視聴したほうが、楽しめる作品なのではないかと思います。


 総じて見ると、平安時代という特殊な世界観を、上手くアイマスの中に落とし込んだ名作として、こういった作品が存在していたことは非常に興味深く思います。
 こういった良い驚きをもたらしてくれる名作が、まだまだ過去作の中に眠っていると考えると、ノベマス紹介ブロガーとしてはドキドキが止まりません。5年くらい前のものであっても、これだけの作品が見つかるというところに、ノベマスがいかに層の厚いジャンルであるかを感じることが出来ます。

 そのようなわけで、以上、過去作ノベマス紹介の記事でした。

 
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.27 2015 ノベマス・過去作ふりかえり紹介 comment0 trackback0

栄光のプリンセスフリート

 長らく微課金でコツコツ進めてきましたが、ようやくデッキに強SRのまつり姫を揃えることが出来ました。

まつりデッキ

 もっとも、世の中には上位報酬のSRまつりだけで、デッキを複数組んでいるような強者もいるので、そういった人たちに比べれば全然なわけですが、現状出ているまつりカードの収集に一区切りをつけられたので、個人的には満足しています。
 さすがにプレミア価格が高騰している「happy perform@nce」のカードや、2013年のキャンペーン限定だった「ルミナスピンクVer」はもう手に入れるのは難しそうですが、正直、今のこのデッキを眺めているだけでも幸せなので、微課金勢としては十分な成果かなと思います。

 今後、まつりの新展開があれば、引き続き揃えていきたいところですし、未入手のカードもチャンスを見て揃えていきたいところですが、そこはまた時間とお金と相談するということで。




 新展開といえば、ミリオンライブでは3rdライブに伴うアニメPVの公開と、新CDシリーズ「THE@TER DREAMERS 」の03番の発表がありました。かつて、まつりは劇場版アイマスのエンディングカードに静止画として一瞬映ってただけでしたが、今回のPVの方では朋花とともにワンシーンに出演しており、初めて「動いた」瞬間を目撃することが出来ました。まつりPの立場としては、割と感慨深い物があります。

 またCDの方では、馬場このみさんとデュエットをすることが確定しています。このみさんとは、コミックス版のゲッサンミリオンの劇中で凸凹コンビを組んでいたのが記憶に新しいですが、非常に有望な組合せだと私は思います。これまで、このみさんは大人のバラード、まつりは明るくハジけた楽曲が続いていただけに、デュエットはそのどちら側に寄せていくのか、それとも全く別の路線を提示してくれるのか、予想できない楽しさがあります。

 加えて二次創作の界隈では、10月末の「IDOL STAR FESTIV@L」において、「徳川まつり」で登録したサークル数が、シアター勢としては最多の8サークルにのぼるとのことで、「あ、この世の天国かな」という感じになってます。これ、公開されている配置図を見る限り、E01~08までの並びが全てまつりサークルなので、相当壮観な光景になるのではないでしょうか。
 ISFの日は、あらゆる用件よりも優先して、絶対に足を運びたいものです。




 さて、ミリオンライブの現況と種々の展開については、いろいろな意見を目にしてきて、私としても人それぞれ思うところがあるに違いないことを感得しています。

 ただ私は徳川まつりにぞっこん惚れ込んでしまった人間ですから、今この子の活躍できる主たる舞台が「ミリオンライブというゲーム」内に限られている以上、このゲームを取り巻く雰囲気を、少しでも良い物にしていきたいと考えています。
 歴史のある元々の765プロ組の子達は他にいろいろな居場所を持っていますが、現状、まつり達シアター組の居場所はこのミリオンライブだけなわけで、やっぱりこの環境は守っていきたいと思うんです。

 この「NP氏の本棚」は、私自身が本心から素敵だな、とリアルタイムで感じたことだけを記事にするというが、開設当初から変わらない基本スタンスです。
 なので個人の力では微々たるものですが、これからも引き続き、ミリオンライブと徳川まつりの魅力を、私なりの言葉で表現していけたらと考えています。
  
 とはいえ、これまでとやること自体はたいして変わらないと思いますので、今後とも当ブログと変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いします。
 
 
.22 2015 徳川まつり comment0 trackback0

NP氏のバースデイ閑話 あとデレステ始めました

 ミリオンライブではアイドルの誕生日に、こちらからお祝いを贈ることが出来るシステムがありますが、逆にプレイヤーの誕生日に担当アイドルからメッセージを送ってもらえるシステムが実装されたら、私はたぶん泣いて喜びます。

 お祝いというのは、相互に贈り合ってこそだと思いますので。

冬の神戸まつり
(※最近作った静止画の中では、お気に入りの一枚) 

 ちなみにグランブルーファンタジーには、プレイヤーの誕生日を設定しておくと、その日に特定のキャラからのお祝いボイスが聞けるシステムがあることを知りました。手持ちのキャラを全て確認したわけではないのですが、ルリアノートの各キャラページに誕生日ボイスアイコンが表示され、そこを押すと聞けるようですね。

 自分で見た限りではバロワやローアインなどのR級、ジェシカやロボミ、ドロシー、アステールなどのSR級、ジャンヌダルクやマギサなどのSSR級などを含む、多数のキャラクターに設定されているようでした。

 ユエルやアリーザなどには残念ながら設定されていませんでしたが、これだけ多数のボイスを実装していたことに、正直ちょっと感動しました。


 このシステムが徳川まつりと同じCVであるターニャにも実装されていたため、思いがけず諏訪彩花さんのボイスで誕生日を祝ってもらえて幸せになれました。ああ、これはもう実質まつり姫に祝ってもらったようなものですね(幻覚)。

ターニャ誕生祝い
(※ネタばれ避けのため、サムネ化させてます)

 こういうシステムこそ、ミリオンライブに実装してもらいたいのですが…… まつりとターニャでは演技の方向性が全然違いますし、正真正銘、まつり姫からのメッセージとしてボイスが聞けたら最高ですね。




 さて、ここまで話をした上でなんですが、私、9月12日に誕生日を迎えました。誠に私事で恐縮です。

 なんでも、武内駿輔さんもおなじく9月12日生まれだそうで、ちょっと親近感が沸きます。もっとも、向こうは18歳になったばかりの気鋭の若者ですが、私のほうはついに30歳になってしまいました。何というか、29から30になる誕生日というのは、今まで経験した誕生日よりも随分「重い」一日のように感じましたが、過ぎてみると、案外さっぱりしたものですね。
 家族とも食事に行けましたし、職場の人からもお祝いをもらえた上、デレステもiOS版が誕生日までに間に合ったので、私としては思い残すことなしです。

 30代になったらやってみたいこと、というのも考えるのが楽しくなってきましたし、しばらくは20代とあまり変わらない生活が続きそうですが、意識して新しいことも始めてみたいものです。アイマスと共に、もう一つのライフワークである古流剣術の稽古は、むろん今の師匠のもとで続けていくつもりです。

 取り急ぎは、まだほとんどプレイしていないスターライトステージを楽しもうと思います。
 名義は「Nicholas」のほうで登録しているので、もしどこかで見かけてくださいましたら、よろしくお願いしますね。

NicholasP.png

 始めたばかり過ぎて、ルームが悲しいほど殺風景ですが……

 
.12 2015 アイドルマスター comment4 trackback0

【祝!】シンデレラガールズ・スターライトステージ リリース

 なお、私はIphone民のためお預けの模様。



公式:http://cinderella.idolmaster.jp/sl-stage/

 さて、以前からリリースが期待されていたアイドルマスターシンデレラガールズ・スターライトステージですが、本日google play版がリリースされました。すでにプレイされている方も多くいらっしゃるかと思いますが、なかなか好評のようです。
 残念ながら、iOS版のリリースはまだ先のようですが、久しぶりに新しいアイマスのゲームに触れることが出来るのは、大変楽しみです。

 唯一心配なのは、音ゲーが致命的に下手な私が、ちゃんとやっていけるかどうかということなのですが…… ただ音ゲー要素以外にも、ストーリー要素が豊富なようなので、そちらはきっと楽しめるんじゃないかと思っています。


.03 2015 アイドルマスター comment0 trackback0
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 NovelsM@sterの紹介をメインに活動している「NP」と申します。動画サイトでは「ニコラスP(NicholasP)」名義を用いています。

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